<<本 Spirited Away>>



ついつい買っちゃったよの巻




本屋さんによって、最後の一冊が残っているのを発見してゲット(笑)。
暫くは映画見に行けないのは分かってましたし、パンフレットはありましたけども内容にまで突っ込んでは書いてありませんし。で、小説を書くための資料にするために(と口実をつける)買ってきたのでありました。
とりあえず、これで次の給料日までは買い物をしないぞ。うん(爆)。


中身はだいぶはしょってはありますが、映画のストーリーの紹介と、関わったスタッフの話が載ってました。後は、「食べ物」という視点や「千尋がどう変わっていくか」というのに焦点をおいてみたり、興味深い内容でした。


中でも一番感動したのは「あの日の川」という詩。
宮崎監督が久石さんにあてたテーマ曲のイメージのための詩だそうですが。

ホントは載せたいのですけど転載になるので控えます。
知りたい人は買ってね♪(ジブリの回し者にあらず(笑))

なんというか――――運命とかそういう陳腐な言葉で片づけられない、千尋とハクの遠い日の思い出、というか。

すごーく深い、言葉に出来ないような感情が伝わってきます。

切ないけど、純粋な「嬉しい」という気持ちが伝わってきます。


あの映画の中の千尋の「うれしい」という言葉は、こんなにも深い意味があったのかと思います。


利己主義に、自分さえ良ければいいという生き方よりも、誰かのために何かをするという生き方の方が、もっと「うれしい」という気持ちになれる。


幼い頃の自分に戻る、といったらヘンですが、そんな心地になりました。








もどりませう